11日 2月 2025
宮内庁の書陵部所蔵資料目録・画像公開システムで公開されている「各種写真(第9号)」 https://shoryobu.kunaicho.go.jp/Toshoryo/Detail/1000517600009 画幅の写真が多数あり、内国絵画共進会(第一回、第二回)での受賞作品を写したもののようです。...
東京富士美術館で開催中の「サムライ・アート展 ─刀剣、印籠、武具甲冑、武者絵、合戦絵─」に高瀬好山による拵の短刀が出品されています。 展示解説にによれば、この短刀「竜拵(号笛吹竜)」は全長46.0cm、短刀は刃長24.6cmmで備州長船清光の作とのこと。龍笛を象った銅と赤銅を用いた拵に、自在置物と同様の技法で製作された銀製の龍が巻き付いています。
先日、日帰りで福井市立郷土歴史博物館「鉄の名工 越前明珍」を見てきました(担当学芸員による「みどころ講座」にも参加)。...
グループ展に参加します。 金属工芸作家による根付と置物展2024 2024年9月7日[土]~15日[日] ※9日[月]休 13:00〜19:00(最終日は18:00まで)花影抄 展示室
22日 2月 2024
上野玉水は小禽の木彫で知られ、三の丸尚蔵館に《粟鶉》が収蔵されている。同作は三の丸尚蔵館の平成27年の展覧会図録『鳥の楽園-多彩、多様な美の表現』に掲載されており、解説には「昭和六年に伏見区長長間部忠雄より秩父宮家へ献上された品」とある。...
30日 1月 2024
下記書籍に、1904年のセントルイス万国博覧会に出品された下条正雄(下条桂谷)の屏風の図版が掲載されている(下条は同博覧会で金牌受賞)。 Illustrations of selected works in the various national sections of the Department of art, with complete list of awards by the International jury, Universal expositions, St. Louis, 1904. https://babel.hathitrust.org/cgi/pt?id=chi.73257720&seq=364&q1=and
昭和12年5月、「白鶴翁」嘉納治兵衛が催した茶会「白鶴山荘春季美術館釜」の飾付けに、鷹の自在置物が用いられていたことを、当時の『茶道月報』の記事が伝えている。 『茶道月報』(319),茶道月報社,[1937-07] https://dl.ndl.go.jp/pid/11208215/1/52...
以前スウェーデンの東アジア博物館所蔵の自在置物について紹介したが、同じく北欧のノルウェー国立美術館オンラインコレクションでも自在置物がいくつか公開されている。同館は2022年に北欧最大級の美術館としてオスロにリニューアルオープンしたという(https://www.norway.no/ja/japan/norway-japan/news-events/news/33/)。 確認できる自在置物は以下のとおりである。...
明治天皇が自在置物に興味を惹かれていたことを記した、沢田撫松編『明治大帝』(帝国軍人教育会...
岡山出身で後には京都で活動した明治の金工家、正阿弥勝義の銘があるムカデの自在置物が現存している可能性があることがわかった。 1898年に英国で出版された日本美術コレクションのカタログにムカデの自在置物が記載されている。ムカデは鉄製で大きさは17 1⁄2インチと記されており、銘は正阿弥勝義となっている(Michael Tomkinson, A Japanese Collection Volume 2, London,...