自在置物 · 19日 3月 2023

　明治天皇が自在置物に興味を惹かれていたことを記した、沢田撫松編『明治大帝』（帝国軍人教育会...

自在置物 · 18日 5月 2021

　高瀬好山のカモメをモチーフとした釣香炉の作品が、小冊子『京都の工藝』に掲載されている。この小冊子はその序文から「京都工藝品見本市協會」により、「京都工藝品宣傳即賣大會」の目録として昭和6（1931）年に作成されたとみられる。 　「京都府、市、會議所後援 京都工藝品宣傳即賣大會を開くにあたりて」と題した序文には、以下のような記述がある。...

自在置物 · 12日 4月 2020

　スウェーデンの民族学博物館 Etnografiska Museet 所蔵の蛇の自在置物。銘があった可能性が高い下顎が欠損しており、作者はわからないようだが、作風から高瀬好山の工房作と思われる。

27日 9月 2017

　前回記事に引き続き、三井記念美術館「驚異の超絶技巧! -明治工芸から現代アートへ」展についてです。今回は出品されている自在置物について、さらに踏み込んで見てみましょう。

自在置物 · 04日 7月 2017

　現在所持している大正から昭和初期にかけての売立目録に掲載の自在置物を Flickrにアップしました。高瀬好山の昆虫のセットは国内でもかなり販売されていたものと推測できます。キャプションなどはこれから整えていきます。 　売立目録もデジタル化が進められているようなので、自在置物についても発見が期待できそうです。

02日 3月 2016

　最近、笠間日動美術館分館の春風萬里荘に昆虫の自在置物が数点あるという話を耳にしました。そこで館に問い合わせてみたところ、作者不詳の10点（クワガタ、カマキリ、ハチ、チョウ、カミキリムシ、セミ、トンボ、バッタ3種）が存在するとのことでした。