1915年にロンドンで開催された「Loan Exhibition of Japanese Art and Handicraft」展には自在置物も何点か出ており、以前ブログに書いたことがありました。 https://www.kotobuki-do.com/2021/06/12/iron-quail-by-takaishi-shigeyoshi/...
24日 7月 2025
初代安本亀八は『名家談叢』第十三号に掲載された「活人形の話(続)」の中で、明治8年に上海で興業したことを語っており、そのときの現地の新聞記事を屏風に貼ったと述べて、「東洋寄巧人物(乙亥九月三十日上海申報)」と題した文を紹介しています。 https://dl.ndl.go.jp/pid/1583661/1/27 東洋寄巧人物(乙亥九月三十日上海申報)...
1902年にミュンヘンのグラスパラスト(ガラス宮殿、あるいは水晶宮)で6月1日から10月末日まで開催された年次展覧会で、バイエルン州の文化・学術ポータルサイト bavarikon などで公式カタログ Offizieller Katalog der Münchener Jahresausstellung 1902 im kgl. Glaspalast が公開されていますが、14名の日本画家の出品が確認できます。 https://www.bavarikon.de/object/bav:MON-GLA-00000BSB00002421...
先日台北で開催されたオークションにおいて、宗義(田中唯吉)の龍が自在置物としては史上最高の金額での落札となりました。 https://live.yu-jen.tw/lots/view/4-GSAMO9/-d-1950-...
藤田美術館で孔雀の自在置物を展示中とのこと。これまで見たことがない作風です。孔雀の自在置物は鉄地のものしか見たことがなかったのですが、これは金で装飾したり、尾羽の色彩まで再現したりしています。 この孔雀の自在置物、もしかすると板尾新次郎の作であるのかもしれません。...
先頃のクリスティーズのオークションに、正阿弥勝義作の蟷螂の自在置物が出品されていました。 https://www.christies.com/en/lot/lot-6525544?ldp_breadcrumb=back
11日 2月 2025
宮内庁の書陵部所蔵資料目録・画像公開システムで公開されている「各種写真(第9号)」 https://shoryobu.kunaicho.go.jp/Toshoryo/Detail/1000517600009 画幅の写真が多数あり、内国絵画共進会(第一回、第二回)での受賞作品を写したもののようです。...
東京富士美術館で開催中の「サムライ・アート展 ─刀剣、印籠、武具甲冑、武者絵、合戦絵─」に高瀬好山による拵の短刀が出品されています。 展示解説にによれば、この短刀「竜拵(号笛吹竜)」は全長46.0cm、短刀は刃長24.6cmmで備州長船清光の作とのこと。龍笛を象った銅と赤銅を用いた拵に、自在置物と同様の技法で製作された銀製の龍が巻き付いています。
先日、日帰りで福井市立郷土歴史博物館「鉄の名工 越前明珍」を見てきました(担当学芸員による「みどころ講座」にも参加)。...
グループ展に参加します。 金属工芸作家による根付と置物展2024 2024年9月7日[土]~15日[日] ※9日[月]休 13:00〜19:00(最終日は18:00まで)花影抄 展示室